傾向と対策
房室ブロックの分類における①Ⅰ度房室ブロックについておさえ、国試では②緊急性が高い不整脈が問われているので、出題傾向と併せて確認しておこう!
よくわかる解説
房室ブロックとは、心房から心室に刺激が伝わらない状態であり、Ⅰ度からⅢ度に分類されている。
Ⅰ度房室ブロックでは最も程度が軽いものであり、治療を必要としないことが多い。
Ⅲ度になるとペースメーカー適応となる場合が多い。
不整脈の中で緊急度が高い不整脈は、心室細動(VF)である。
心室細動:心室が異常な痙攣を起こしているために血液が全身に送られていない状態で、心停止に移行しやすい為、直ちに除細動が必要である。