1→身体拘束による拘束状況は、
せん妄の誘発因子となる。
せん妄とは、一時的な脳の機能障害により、軽度から中等度の意識混濁や、
妄想や
幻覚、不穏、興奮などを伴う意識の変容をいう。
せん妄の誘発因子としては、疼痛、身体拘束、環境の変化、心理的ストレス、
睡眠障害などがある。
2→心血管障害は、
せん妄を引き起こす誘発因子ではなく、直接因子である。
3→低栄養や
脱水などは、直接的なダメージを与えるため、直接因子に分類されます。
4→
電解質異常、
脱水(急性の代謝異常)、感染症、薬剤の影響などは、脳の機能に直接的なダメージを与えるため、直接因子に分類されます。