放射線療法（ほうしゃせんりょうほう）

放射線療法は特定の患部に放射線を照射することで腫瘍などの縮小効果を期待するものである。単位にはGy（グレイ）が用いられ、吸収線量と呼ばれるが、これは放射線が人体に与えるエネルギー量を表す単位である。放射線治療にはX線やｙ線、電子線などの電離放射線が使用される。放射線照射部位は皮膚が弱くなり、日焼けしたような炎症が生じたり、倦怠感、食欲不振、照射部位によっては口内炎や脱毛などの副作用が生じることがある。放射線療法に関わる看護師には医療法により被曝線量をモニタリングする線量計を装着することが義務付けられている。