バレー徴候(ばれーちょうこう)

バレー徴候とは、軽度の運動麻痺がある場合に現れる徴候である。

傾向と対策

バレー徴候とは、どのような動きかを覚えておこう!

よくわかる解説

バレー徴候

上肢や下肢に軽度の運動麻痺がある場合に現れる徴候。脳梗塞脳出血、その他の錐体路障害での疾患を調べる目的で行われる。


上肢の試験

上肢の試験の場合、両腕を、手掌を上にして肘を伸ばしたまま前方に挙上し目を閉じてもらうと、麻痺側上皮は回内し、次第に下降してしまう。上肢の錐体路障害では回外筋よりも回内筋の緊張が強くなり、伸筋よりも屈曲筋の緊張が強くなるため、このような徴候となる。


下肢の試験

なお、バレー徴候という名称について色々な論文があり議論されていますが、日本ではバレー徴候というと上肢のテストとして国家試験で出題されています。
ちなみに、下肢には背臥位のMingazzini試験と腹臥位Barré変法試験があるそうです。
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