橋本病(はしもとびょう)

橋本病は、甲状腺に生じる自己免疫疾患の一つ。

傾向と対策

日本人の名前がついた数少ない病名。川崎病に比べて臨床現場で高頻度で出会う病名です。覚えておきましょう!

よくわかる解説

橋本病とは

甲状腺に対する自己抗体の産生により甲状腺の細胞が破壊され、慢性の炎症を起こす疾患である。
疾患が進行すると、甲状腺ホルモンの分泌が低下し甲状腺の機能低下をきたす。


予後について

橋本病は成人女性の10人に一人の高頻度で見つかる病気ですが、甲状腺ホルモンが低下してくる人は4~5人に一人で、橋本病になっても多くの人の甲状腺機能は正常に保たれています。

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