聴覚障害(ちょうかくしょうがい)

聴覚障害は、音が聞こえにくい、または音が聞こえない状態をさす。

傾向と対策

聴覚障害のある患者との会話のポイントをおさえておこう!

よくわかる解説

会話のポイント

聴覚障害がある患者に対して、筆談や手話を用いたりする。手話の時には口元も動かすことによってより正確に伝える手段になる。
聞こえにくさがあり補聴器を使用している場合、補聴器の使用中はやや低音でふつうの声量でゆっくり話すと聞き取りやすい。大きな声や高い声は聞き取りにくい傾向にある。感音性難聴は耳元でゆっくりと話しかけると聞き取りやすい。
また、音の反響が強い場所は聞き取りにくいので環境にも配慮が必要である。


副作用

薬物の影響で聴力障害が生じることもあり、アミノグリコシド系の抗生物質(ストレプトマイシンなど)は有害作用として聴力障害があげられる。

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