傾向と対策
老人性難聴の①特徴および老人性難聴の患者との②話し方を覚えておこう!
よくわかる解説
老人性難聴では高音域が障害されるので、高音域の声が聞こえにくくなったり、語音を分別する能力も低下する。早口な言葉が聞き取りにくくなる事や、母音よりも子音が聞き分けにくくなるなどの特徴がある(「しんぶん」が「ひんぶん」に聞こえる)。
不可逆的な疾患で改善することは難しく、補聴器を活用した生活を支援する必要がある。
老人性難聴では、高い声が聞こえにくくなる。看護師は、低い声でゆっくり話すように心がけ、口の動きが見えるように話すと良い。