橈骨動脈（とうこつどうみゃく）

橈骨動脈は、手根掌側橈骨側の浅層を走行する動脈であり、外側から触れやすく患者も表出しやすい部位のため、脈拍測定に使用される動脈である。
橈骨動脈で脈が触れる場合、血圧はおよそ80mmHg以上には保たれていると考えて良い。
橈骨動脈が触れない場合は、重度の低血圧で生命に危機を及ぼしうる場合であることもあるため、早急な搬送と治療が必要となる。