傾向と対策
年齢別における呼吸数の①正常値は必ずおさえておこう!
また、呼吸数が異常を来す②身体的な症状や③頻呼吸過呼吸の違いについてもあわせてまとめておこう!
よくわかる解説
正常値
呼吸数は、年齢により変化が見られる。
安静時の成人の呼吸数は、16~20回/分程度である。
新生児の呼吸は生後1〜2時間で安定し、30〜60回/分である。
・呼吸数65回/分は、多呼吸といい、新生児一過性多呼吸などであらわれる。
身体的な症状
・頭蓋内圧亢進の代償期では、延髄にある呼吸中枢が障害されるので、呼吸数は減少する。
「頻呼吸」
1分間に25回以上行われる状況を言う。
「過呼吸」
呼吸回数に変化はないが、呼吸の深さが増加することを言う。