傾向と対策
①正常な呼吸を覚えておこう!また、多呼吸、頻呼吸、過呼吸の②違いを確認しておこう!
よくわかる解説
正常な呼吸
成人の場合、正常時に1分間で12~18回の呼吸数で、一回換気量は500ml程度であり、深さは規則的な呼吸をいう。
多呼吸とは、呼吸回数が60回/分以上の状態
呼吸数:増加
深さ:増加
考えられる疾患:呼吸窮迫症候群、過換気症候群、肺血栓塞栓症、先天性横隔膜ヘルニアなどの疾患でみられやすい。
頻呼吸とは、1分間に25回以上の呼吸が行われる状況
呼吸数:1分間に25回以上
深さ:変化しない
考えられる疾患:発熱、呼吸器疾患や心不全、敗血症など様々な疾患がある。
過呼吸とは、呼吸回数に変化はないが、呼吸の深さが増加すること
呼吸数:変化しない
深さ:増加
考えられる疾患:過換気症候群