努責(どせき)

怒責とは、腹部を力を入れること。

傾向と対策

怒責によって考えられる①体内の変化
②弊害にも着目して考察しておこう。
分娩時の援助について過去問われている。③怒責誘導の適切な時期についても知っておこう。

よくわかる解説

怒責とは、横隔膜と腹筋を収縮させて腹圧を上昇させることをいう。力を入れるほど血圧・心拍数への影響は大きいとされる。
また、骨盤底筋尿道括約筋の低下があると、怒責がかかった時に腹圧性失禁を引き起こす可能性がある。
排便時や出産時は怒責をかけることで腹腔内圧が上昇し、スムーズに行うことができる。
出産の怒責に関しては子宮口が全開大となってから産まれるまでの分娩第2期にはいってからおこなうことがよいとされる。
排便時の怒責は、便秘であるほど腹圧をかけることが多く、急激に血圧が上がってしまうの脳血管疾患を惹起してしまうため、注意が必要である。

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