針刺し事故（はりさしじこ）

針刺し事故は、患者に使用した針を誤って自分に刺してしまう事故のことである。

傾向と対策

針刺し事故により①感染リスクのある感染症（ウイルス）と、②針刺し事故対策について把握しておこう。

よくわかる解説

感染リスクのある感染症

針刺し事故によって感染するのは、B型肝炎、C型肝炎やHIVなどがある。

針刺し事故を防ぐためには使用後、リキャップせず直ちに専用容器に廃棄することを徹底する。万が一事故が起きた場合、速やかに傷口より血液を絞り出し、流水と石鹸で十分に洗浄する。
針刺し事故は誰にでも起こりうるため、当事者だけでなく、部署や病院全体を通して教育・研修する必要がある。

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