悪性高熱症は、全身麻酔の重篤な合併症で、生命を脅かす体温の上昇のこと
傾向と対策
よくわかる解説
悪性高熱症とは、全身麻酔の重篤な合併症で、一部の筋弛緩薬と手術のための麻酔ガスを併用した場合に生じるまれな生命を脅かす体温の上昇のことである。 症状は、原因不明の頻脈、筋硬直、急激な体温上昇(15分間に0.5℃以上、40℃以上の体温)が始まり、血圧も不安定となる。 治療としては、誘因薬物の投与中止、ダントロレン(筋弛緩薬)の静注と全身冷却などの対症療法である。
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