代謝性アシドーシス(たいしゃせいあしどーしす)

代謝性アシドーシスとは、酸性物質が排泄されない、もしくは過剰に生産されて血液のpHが酸性に傾くことをいう。

傾向と対策

酸塩基の①適正値を確実におさらいしておこう!
また、代謝性アシドーシスに傾く②原因についても学習しておこう!

よくわかる解説

適正値

代謝性アシドーシスとは、酸性物質が排泄されない、もしくは過剰に生産されて血液のpHが酸性に傾くことをいう。
通常、血液のpHは7.35~7.45の弱アルカリ性である。アシドーシスとは、血液のpHが7.35を下回った状態をいう。


代謝性アシドーシスを起こす主な原因

1)慢性腎不全:腎機能が低下すると酸性物質の排泄が障害され体内が酸性に傾く
2)下痢:アルカリ性の腸液が喪失され血液のpHが酸性に傾く
3)ビタミンB1欠乏:乳酸やピルビン酸が蓄積され体内が酸性に傾く

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