頸椎(けいつい)

頸椎とは、7個の椎骨からなり、脊髄神経を保護する役割がある。

傾向と対策

頸椎神経を損傷した際におこる障害についておさえておこう!

よくわかる解説

頸椎

頸椎は、頭部を支え様々な方向へと動かす機能と、脊髄を保護する役割を持っている。頸椎レベルで脊髄を損傷した場合、それぞれの頚椎の損傷部位によってさまざまな障害が生じる。


脊髄損傷

神経障害は不可逆的であり、一度損傷されてしまうと再生することは難しい。初期治療を適切に実施することで麻痺範囲の拡大を防ぐことが可能である。脊髄神経の損傷により膀胱直腸障害が発生した場合、排尿障害を生ずる可能性がある。


支配領域

頚髄損傷では、それ以下の支配領域の運動機能と感覚神経が障害される。
第5頸椎レベルの脊髄損傷:第3頸椎~第5頸椎は横隔神経を支配するので、この部位が障害されると呼吸機能が障害されるため胸郭運動は見られない。
感覚神経についてはデルマトームの分布を確認しておこう。
「デルマトーム」をGoogle画像検索

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