傾向と対策
各種輸血用血液製剤の①種類や適応、②違いをまとめて覚えておこう
よくわかる解説
種類や適応
血小板製剤は、20〜24℃の室温で振盪した状態で保存する。(使用期限:採血後4日間)
血液成分は生体内での寿命や保存による劣化があるため、保存する内容によりその機能を維持するために最適な保存温度が異なる。
また、冷蔵庫や冷凍庫保存した場合は、血小板の破壊や変形の原因となり、寿命が短縮する。
②違い
赤血球 保存温度 2~6℃ 有効期間
採血後21日間
血 漿 保存温度 -20℃以下 有効期間
採血後1年間
血小板 保存温度 20~24℃ 有効期間
採血後4日間 要振とう
全 血 保存温度 2~6℃ 有効期間
採血後21日間