活動電位(かつどうでんい)

活動電位とは、なんらかの刺激に応じて細胞膜に生じる一過性の膜電位の変化である。

傾向と対策

活動電位と脱分極と閾値の関係を覚えておこう!

よくわかる解説

活動電位

活動電位とは、細胞膜に刺激が加わると、細胞内外の電解質の透過性の変化によって発生する信号を活動電位という。
具体的に言うと、神経や筋肉の細胞に刺激が加わり脱分極が閾値を超えたときに活動電位が発生する。(全か無かの法則)。

脱分極とは:
通常時は細胞内外で−と+に分極している状態から、Na+が細胞内に流入して分極していない状態となる事。


細胞内の現象

細胞で起こっていることは、膜が刺激を受けると、Na⁺に対する透過性が増大し、Na⁺は細胞内に流入する。プラスイオンが細胞内に流入することによって細胞内はプラスの傾く。これを脱分極と言う。この脱分極が閾値以上に達すると活動電位が発生する。

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