健康支援と社会保障制度|看護師国家試験問題|1問〜20問
第114回国家試験 午後117
次の文を読み 115~117の問いに答えよ。
Aさん(65歳、女性)は、夫と2人で暮らしている。友人の死去後、食事量が減り、1か月前から気分の落ち込みが強くなった。夫が積極的に散歩に誘っても、Aさんは 「体がだるい」「何をしても意味がない」と話し、寝つきも悪くなり、日中ほとんどの時間を臥床して過ごすようになった。 心配した夫に連れられて精神科外来を受診した
ところ、うつ病と診断され、選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉と不眠時の睡眠薬が処方された。夫から精神科外来の看護師に「日常生活で気を付けることはありますか」と質問があった。
Aさんは要介護2の認定を受け、介護サービスを検討することになった。体調が良いときは、夫の料理を手伝ったり散歩に出かけている。 排泄や着替えは時間をかけて1人で行えるが、入浴は夫の介助が必要である。夫は「入浴のサポートを受けたり、自分が不在のときに泊まれる場所はないか」と話している。外来看護師がAさんの希望を聞くと「人が多い場所は苦手です。家の近くで好きなときに通えたり、家に来てもらえると安心です」と話した。
Aさんに紹介するサービスで適切なのはどれか。
第110回国家試験 午後63
精神障害者保健福祉手帳で正しいのはどれか。
第114回国家試験 午前61
最も新しく制定された法律はどれか。
第114回国家試験 午後44
地域包括ケアシステムの構成要素はどれか。
第105回国家試験 午後34
がん対策基本法で定められているのはどれか。
第114回国家試験 午前58
医療ニーズが高い要介護者が「通い」「訪問」「泊まり」のサービスを組み合わせて受けられる地域密着型サービスはどれか。
第111回国家試験 午前117
次の文を読み115~117の問いに答えよ。
Aさん(73歳、女性)は夫(73歳)と2人暮らし。6年前にパーキンソン病と診断され、レボドパを1日3回内服している。ホーエン・ヤール重症度分類のステージIII、要介護1である。夫が付き添い神経内科外来に月1回、杖歩行で通院している。外来受診のとき、Aさんは足がすくんで転びやすくなったことを主治医に相談し、レボドパを1日4回に増量して様子を見ることになった。Aさんと夫は薬の副作用〈有害事象〉について外来看護師に尋ねた。
問題117
3か月後、Aさんは「夫は家事を楽しんでいるようで助かっていますが、友人と外出したいと言っています。私も最近は転ぶこともなくなったので、身体を動かしたり、レクリエーションに参加してみたいです」と訪問看護師に話した。
訪問看護師がAさんに提案するサービスで最も適切なのはどれか。
第103回国家試験 午後37
外来で患者の血液が付着したガーゼを処理する取り扱いで正しいのはどれか。
第113回国家試験 午後65
令和元年(2019年) の国民生活基礎調査において、 要介護者等のいる世帯に同居している主な介護者の特徴で正しいのはどれか。
第101回国家試験 午前83
児童虐待の防止等に関する法律で、親の虐待によって負傷した児童を発見した際の通告先として規定されているのはどれか。2つ選べ。
第114回国家試験 午後40
訪問看護事業所について正しいのはどれか。
第106回国家試験 午後67
健康に影響を及ぼす生活環境とそれを規定している法律の組合せで正しいのはどれか。
第108回国家試験 午前87
日本の公的医療保険制度に含まれるのはどれか。2つ選べ。
第113回国家試験 午前30
発症の予防及び感染後の患者に対する医療に関する法律(感染症法)において、診断した際に全数を届け出る疾患はどれか。
第102回国家試験 午前32
同じ問題や悩みを抱えた人々が助け合う活動はどれか。
第101回国家試験 午後35
平成29年度(2017年度)の社会保障給付費の中で年金の占める割合はどれか。【出題101回:平成 29(2017)年度「社会保障費用統計」にあわせて改変】
第105回国家試験 午前35
学校保健について正しいのはどれか。
第114回国家試験 午後30
難病の患者に対する医療等に関する法律〈難病法〉に規定されているのはどれか。
第103回国家試験 午後81
市町村の業務でないのはどれか。
第114回国家試験 午前75
診療に関する諸記録に看護記録が含まれることを規定しているのはどれか。