Aさん（48歳、女性）は、
子宮頸癌の手術を受けた。その後、
リンパ節再発と腰椎への
転移が発見され、放射線治療を受けた。現在は外来で抗癌
化学療法を受けている。癌性疼痛に対しては、硫酸
モルヒネ徐放錠を内服している。Aさんへの外来看護師の対応で適切なのはどれか。
1→
モルヒネによる副作用と考えられる。吐き気や気分不快により日常生活へ支障を来す可能性が高く、この場合積極的に制吐剤を使用していく。
2→抗
がん剤治療による免疫力低下や、腰椎
転移による歩行時の疼痛のリスクも考えられる。本人のストレスとならないよう、気分転換程度の運動にとどめておくことが望ましい。
3→家族や友人のサポートは、患者にとって大きな役割を持つことが多い。1人で悩みこまず、多くのサポートを受けられるように支援していく。
4→
モルヒネの副作用によって、便秘が起こりやすくなる。この場合、緩
下剤を適宜使用しながら対応していくことが望ましい。
