1→
気道の狭窄がおこると、呼吸に合わせて主に呼気時に連続性の複雑音が聴取され、喘鳴も出現する。
狭窄する
気管支の太さによっても聴取される音に違いがあり、太いとグーグーと言った鼾音が、細いとヒューヒューといった笛声音が聞かれる。
喘息患者において、この笛声音が聴取されることが多い特徴的な
呼吸音である。
2→胸膜炎を起こすと、
胸膜摩擦音と呼ばれる、パリパリ、バリバリ、ギュッギュッといった特徴的な
呼吸音が吸気時にきかれる。
4→
気道に分泌物が貯留していると、呼吸する際に空気が通過することで、ボコボコ、ブヅブツといった
断続性副雑音が聞かれる。