第112回看護師国家試験 午前39

1→胸腔穿刺は目的部位により穿刺する高さは変化するが、肋間から穿刺する。

2→骨髄穿刺は腸骨の腸骨棘、または胸骨の第２肋間の高さから穿刺することが一般的である。

3→下腹壁動脈への穿刺を避けるため、臍と左上前腸骨棘を結ぶ線（Monro-Richter線）の外側1/3、またはその反対側から穿刺する。

4→腰椎穿刺は第3/4腰椎間、または第4/5腰椎間から穿刺する。左右腸骨稜上縁を結ぶ線（ヤコビー線）が交差する場所が脊柱の第4腰椎となるため、これを目安に穿刺部位を決定する。