1→発熱のある場合には、
不感蒸泄量が増して発汗がみられるので、汗をよく吸収できる綿などが望ましい。
気密性の高いものは汗を吸収せず、かえって汗をためて皮膚を湿潤させ、皮膚トラブルを発生させることもある。よって、気密性の高い防水性は適切でない。
2→通常では、手術直後の患者には和式寝衣を使用することが多い。
3→同一
体位で臥床している患者は、四肢の動きに制限や障害があると考えられ、寝衣の交換は全面介助が考えられる。
全面介助の場合には、
体位変換とともに交換しやすい形態の前開きの寝衣が適している。
4→下肢の
浮腫を強調させてしまう恐れがあり、循環を促進するためには局所での圧迫を避ける服装が望ましい。