1→
胸腔穿刺の
穿刺部位は、
気胸の場合は第2〜3肋間鎖骨中線の肋骨上縁に穿刺し、胸水の場合は中後腋窩線上の第5〜7肋間に穿刺することが多い。
2→
腹腔穿刺の部位は、臍と左右上前腸骨棘とを結んだ直線上の外側1/3の部位の側腹部を選択する。
腹直筋を損傷しないよう注意する。
3→
腰椎穿刺の
穿刺部位は、第3・4腰椎間、もしくは第4・5腰椎間である。
腸骨陵の最高点を結んだヤコビー線上の第4腰椎突起部を目安にする。
4→
骨髄穿刺の
穿刺部位は、成人の場合には後腸骨稜が主に選択されるが、胸骨を穿刺することもある。