インフルエンザが流行しているが、
小規模多機能型居宅介護を行う事業所では罹患者はいない。この事業所で看護師が行う罹患予防の対策で最も適切なのはどれか。
1→
小規模多機能型居宅介護を行う事業所における感染症対策では、外部から面会に来る家族や新規の入所者(通所施設など利用者も含む)などに対する対策が重要である。この場合、事業所内に罹患者はいないので、手洗いやうがいなどの基本的な
感染予防を行う。また、宿泊の利用を断る必要はない。
2→冬場は低温、低湿になるので
ウイルスの活動が活発になり、乾燥した環境で感染が発生しやすい。よって低温、低湿で
インフルエンザが流行しやすい。室温は20℃前後、湿度は50%前後を保つようにする。
3→うがいや手洗いは
感染予防の基本であり、
感染予防として有効である。
4→抗
インフルエンザ薬を
与薬するのは、感染拡大の予防の為であり、事業所内に罹患者が発生した場合の対策となる。
罹患予防としては、うがいや手洗いの基本的な感染防止策、発症予防として
インフルエンザの
予防接種を行う。