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第103回看護師国家試験 午後57
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第103回看護師国家試験 午後57
第103回国家試験 午後57
大腿骨転子部骨折
のため
人工骨頭置換術
を行った。術後の
腓骨神経麻痺
予防のための看護で適切なのはどれか。
大腿四頭筋訓練を実施する。
患側下肢を外旋位に固定する。
患側下肢に弾性ストッキングを着用する。
患側下肢の母趾と第2趾間の知覚異常の有無を観察する。
解答する
正解!
不正解
答え
4
1→大腿四頭筋訓練は、
腓骨神経麻痺
予防ではなく、筋力低下予防目的のために行われるものである。
2→
外旋
位は
腓骨
骨頭圧迫につながり、逆に
腓骨神経麻痺
を引き起こす原因となってしまうため、回旋中間位を保つ必要がある。
3→弾性ストッキングは、術後安静による
深部静脈血栓症
予防のために用いられるものである。
4→
腓骨神経麻痺
を起こすと、
腓骨神経
支配領域である母趾と第2趾間の運動・知覚麻痺が起こるので、観察を行うことは適切である。
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