1→
皮下出血や
腹水貯留、手指の振戦等の症状があるのは、
肝硬変の非代償期である。
非代償期では、アンモニアの増加を抑えるため低蛋白食にする。
2→高脂肪食ではさらに脂肪肝を促進させる可能性がある。さらに、
肝硬変では脂肪吸収能が低下しており、高脂肪食は必要ない。
肝硬変の場合の脂肪摂取は、エネルギー比20~25%を目安とする。
3→
低残渣食とは、胃腸の負担を抑えるため、食物繊維、高脂肪、刺激物などを控えた食事である。
肝硬変では、アンモニアの
再吸収を阻害するために便秘の予防が重要であり、食物繊維を摂取したほうが良い。