Aちゃんは、在胎32週、体重1,800gで出生した。
アプガースコア(Apgar)は1分後8点、5分後9点であった。出生後30分、体温36.7℃、心拍数150/分、
呼吸数70/分である。保育器に収容されている。出生から24時間の看護として適切なのはどれか。
1→保育器内に収容中であり、急変が起こりやすい時期でもあるため、オムツのみ着用で全身の観察を行う。
2→早産・
低出生体重児で保育器に収容されており、出生24時間では母親に抱っこさせるのは難しく、状態によっては児に触れられることを母親に説明することが望ましい。
3→早期産
低出生体重児では、肺のサーファクタント不足による
呼吸窮迫症候群の発症の可能性が高いため、持続的なモニタリングが必須となる。
4→早産児のため、吸啜・
嚥下機能が未熟であるため、経口栄養の開始は難しく、胃チューブによる
経腸栄養が望ましい。