1→
分娩終了後は、
後陣痛と呼ばれる子宮復古に伴う子宮収縮の痛みが発生する。
初産婦に比べ経産婦の方が
後陣痛は強く、
分娩後数日間観察される。
2→
産褥2~4日目頃から起こる生理的な現象で
乳汁分泌機能の作用により乳房の血流増加や循環不全が発生し、緊満感や熱感、疼痛などがみられるようになる。
3→体温は
分娩により一時的に37.0~37.5℃程度まで上昇することがあるが、通常は24時間以内に平熱に戻る。
産褥2日目で体温が37.6℃はやや高めと判断できる。
5→
分娩後は妊娠中と比べ一時的に尿量が増加し、一日1,500~3,000mlになることがある。