後陣痛(こうじんつう)

後陣痛とは、分娩後の子宮収縮による痛みである。

傾向と対策

後陣痛の①発生機序や初産婦、経産婦の
②違いをおさえるとともに、正常分娩における③正常な産褥経過とそれに伴う④看護ケアについて知っておこう。

よくわかる解説

後陣痛とは、分娩終了後の子宮復古に伴う子宮収縮による疼痛である。
後陣痛は初産婦に比べ経産婦の方が強く、分娩後数日間観察される。 

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[産褥期の異常]
子宮復古による後陣痛悪露は正常な産褥経過であるが、異常な出血、痛みが伴う場合は子宮復古不全を疑い観察が必要である。
また、会陰切開後異常な出血に加え拍動を感じるような激しい肛門痛を訴える場合は血腫を疑い子宮復古による正常な痛みか否か判別する必要がある。産後数日後に症状が顕著になる場合もある為、正常か異常かアセスメントする必要がある。

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