第113回看護師国家試験 午前2

1→自宅 - 死亡場所としては一般的ですが、令和3年（2021年）の人口動態統計において、自宅での死亡は最も多い場所ではありませんでした。

2→病院 - 正解は「選択肢2」です。令和3年（2021年）の人口動態統計では、死亡場所で最も多かったのは病院です。病状の重い患者が終末期の治療やケアを受けることが多く、その結果、病院で亡くなるケースが多いと考えられます。

現在のデータ

2022年（令和4年）の死亡場所について、最も多かったのは病院で全体の64.5%、次に多かったのが自宅で17.4%となっています。

3→老人ホーム - 老人ホームは高齢者が生活する施設であり、一定の割合で死亡が発生しますが、病院よりは死亡数が少ない傾向にあります。

4→介護医療院・介護老人保健施設 - こちらの施設も高齢者や要介護者が利用する施設であり、終末期のケアや治療を提供していますが、病院に比べて全国的な死亡数の規模としては少ないです。