第104回看護師国家試験 午後42

1→抗癌薬の血管外漏出が疑われた場合は、ただちに注入を中止する。医師に報告し、指示を仰ぐ。漏れた部分は高く上げ、刺入部は冷やして漏れた抗がん薬が広がらないようにする。

2→刺入部やその周辺に発赤や腫脹、疼痛がある場合は、薬剤の血管外漏出や静脈炎の可能性があるため、直ちに注入を中止する。医師に報告して指示を受けることが重要。指示があるまでは、抜針しない。

3→注入を中止する。漏れ出した手や足に再度点滴を挿入してはいけない。

4→血液の逆流があっても、血管がもろくなっていれば血管外漏出を疑い、まずは注入を中止する。
そして、ただちに医師に報告することが大切である。