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第106回看護師国家試験 午後85
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平成28年度(2016年度) 第106回
第106回看護師国家試験 午後85
第106回国家試験 午後85
急性中耳炎
で
内服薬
による治療を受けた5歳の男児および保護者に対して、治癒後に行う生活指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
片側ずつ鼻をかむ。
耳垢は毎日除去する。
入浴時は耳栓を使用する。
大声を出させないようにする。
発熱時は耳漏の有無を確認する。
解答する
正解!
不正解
答え
1・5
1→鼻汁がたまると、
咽頭
圧上昇して
中耳炎
を再発する可能性がある。5歳という年齢から自分で鼻をかめるようになるため、定期的に鼻をかむことで悪化を予防する。
2→耳垢と
中耳炎
には関連性がない。外耳道を傷つける可能性もあるため、毎日する必要はない。
3→
中耳炎
は、
細菌
感染により発症する
中耳
の
急性炎症
である。外耳と
中耳
の間には
鼓膜
があり、
耳管
に水が入ることはなく
中耳炎
の原因でない。耳栓をして入浴する必要はない。
4→
中耳炎
と大声については関連性がない。本人が辛くなければ安静の必要もない。
5→
耳漏
とは耳からの排液のことである。発熱時は
中耳炎
の再発・悪化が疑われるため、耳痛、耳閉感、
難聴
、
耳漏
の有無などを確認する。
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