1→医療では、
Gy(
グレイ)という単位が被治療者の臓器
吸収線量の単位として使用される。
放射線が何かの「もの」に当たったときに、どの程度のエネルギーを与えるかを表すのが
Gy(
グレイ)である。
一方で、放射線が「人体」に対してどのような影響があるかを評価するための単位は、Sv(シーベルト)と呼ばれる。
例えば、1キロの物質が1ジュールのエネルギーを吸収する場合は、1
グレイと呼ばれる。
2→IUは、ビタミンやホルモンなどの生物学的効果や
血清中の酸素活性を表す国際単位である。
例えば、1分間に1マイクロモルの気質に作用する酸素量は1IU(国際単位)とされる。
3→mEq(ミリ当量)は、その物質の当量を表す単位のことで、
電解質の濃度表示に使用される。
4→μg(マイクログラム)は、極微量な物質の重さを表現する単位で、
血清鉄などの濃度表示に使用される。
1μgは0.000001gのことである。