痛風の患者が摂取量を減らすことが望ましい食品はどれか。
1→鶏卵は高プリン食品ではありませんので、
痛風の患者が特に摂取量を減らす必要はありません。ですが、
痛風の患者への栄養指導では全般的な食生活のバランスに注意を促すことが大切です。
2→チーズもプリン体を多く含む食品には分類されませんが、
脂質が多い食品ですので、過剰な摂取は体重管理の観点から控えることが指導される場合があります。しかしながら、
痛風患者が特に摂取量を減らす必要がある食品とは言えません。
3→鶏レバーは非常に高いプリン体を含む食品です。
痛風患者は
尿酸値を上昇させるプリン体を多く含む食品の摂取を控える必要がありますので、鶏レバーは摂取量を減らすことが望ましい食品と言えます。このため、選択肢3が正解です。
4→じゃがいもは低プリン食品であり、
痛風の患者が摂取量を特に減らす必要がある食品ではありません。適度に摂取しても
痛風に対する直接的な悪影響は考えられにくいです。