1→
廃用症候群によって活動量が減る事で骨量が減少し、骨に負荷がかからない状況が続く事で
骨吸収が亢進する。
骨吸収の亢進によって、血中に
カルシウムが溶け出す為、
高カルシウム血症が生じる。よって、低
カルシウムにはならない。
2→加齢に伴い、心身の機能や適応力等の各身体機能は低下するため、
廃用症候群の症状の進行は早くなる。
3→
廃用症候群では、長期間の安静状態や活動性の低下によって自律神経に影響が生じ、循環血液量減少、
血圧調整機能が低下する。よって
起立性低血圧が生じやすくなる。
4→
廃用症候群は、過度な安静や日常生活の活動量が低下による長期臥床で生じる。よって、癌患者でも疼痛や倦怠感等で活動量が低下する可能性もあり、癌患者でもみられる。