バーセルインデックス(ぱーせるいんでっくす)

バーセルインデックスとは、日常生活動作(ADL)を評価する指標である。

傾向と対策

バーセル・インデックスの評価指標とは何か、押さえておこう

よくわかる解説

パーセルインデックスとは

対象者の日常生活動作ADL)を合計100点満点で評価する指標で、アメリカの理学療法士であるバーセル氏によって開発されました。


評価項目

食事、移動、整容、トイレ動作、入浴、歩行、階段昇降など、身辺動作と移動動作の2つの観点で全10項目から構成され、患者の自立度によって合計100点満点で評価を行う。


合計得点とその判定基準のおおよその目安

100点…動作全般が自立している。
85点以下…介助量が少ない。
60点以下…起居活動動作を中心に介助が必要。
40点以下…介助量が多く、ほぼすべての項目に介助が必要。
20点以下…全介助を要するレベル。


余談

平成30年度(2018年度)の介護報酬改定において、「利用者のADLを維持・改善させた割合が一定のレベルを超えている事業所に対して、その後の一定間、高い報酬を得られるようにする」という改定が行われる予定になっています。
その指標として、バーセルインデックスを使用する案があがっています。

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