溶連菌感染(ようれんきんかんせん)

溶血性連鎖球菌に感染することによって罹患する感染症で、発熱とのどの痛みを主症状とする。

傾向と対策

感染症は、その①感染経路②流行時期③症状④注意すべき点をまとめて覚えておこう。

よくわかる解説

溶連菌感染は、子供がかかることが多い感染症で夏や冬に流行する。飛沫感染接触感染によりる。潜伏期は2〜5日ほど。
症状は38度を超える発熱や喉の痛み(喉が赤く腫れ、扁桃腺には白い滲出液が付着することがある)などが多く、他にも、痒みを伴う発疹やイチゴ舌などもあげられる。
子供がかかることが多いが、大人もかかる感染症である。
重症化することもあり、一過性の高血圧を引き起こす溶連菌感染後急性糸球体腎炎や心臓弁膜に障害などを起こすリウマチ熱などの合併症を引き起こす可能性があるため、注意が必要な感染症である。
合併症の急性糸球体腎炎に対して発病2週と3〜4週後頃に尿検査をして、尿に異常がないことを確認し治療完了とする。

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