フォルクマン拘縮(ふぉるくまんこうしゅく)

フォルクマン拘縮は、上腕骨の骨折後、阻血性拘縮と神経障害を生じる合併症のこと

傾向と対策

フォルクマン拘縮を合併しやすい外傷を明確にしておこう!

よくわかる解説

フォルクマン拘縮

フォルクマン拘縮とは、上腕骨顆上骨折に伴い易い合併症で、腫脹による上腕動脈の圧迫によって血流障害が生じ、前腕屈筋群の不可逆性虚血性壊死や神経障害(正中神経麻痺や尺骨神経麻痺)が起こる阻血性拘縮である。

上腕骨顆上骨折だけではなく、上腕部のギプス固定でも起こる可能性があるため、注意が必要である。

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