傾向と対策
ジフテリアの①特徴と②予防接種についておさえておこう!
よくわかる解説
特徴
ジフテリア菌はグラム陽性桿菌の一種で、ジフテリアという上気道粘膜疾患を引き起こす。
予防接種により、罹患リスクを95%程度減らすことができると報告されており、現在発症は稀で、最後に発症が報告されたのは1999年である。
予防接種は、四種混合ワクチン(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)を4回((生後3〜12か月に3回、18〜23か月に1回))、追加で二種混合ワクチン(ジフテリア・破傷風)を1回、計5回の接種が推奨されている。