成人看護学|看護師国家試験問題|61問〜80問

第105回国家試験 午後44

Aさん(43歳、男性)は、胆道狭窄のため内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉検査を受けた。検査後に心窩部痛が出現したため、禁食、抗菌薬および蛋白分解酵素阻害薬による治療が行われている。翌日実施した血液検査の項目でAさんに生じている合併症を判断できるのはどれか。

第110回国家試験 午前93

次の文を読み91~93の問いに答えよ。

Aさん(43歳、女性)は夫と2人暮らし。身長 150 cm、体重98kg。既往歴はない。
先日、庭で転倒し右腓骨を骨折し、膝関節から足関節までのギプス固定をしている。
来週、プレート固定術を受けることになっており、本日は夫と一緒に術前オリエテーションに来院した。来院時の A さんのバイタルサインは、体温36.8、呼吸16/分、脈拍80/分、血圧 138/80mmHgであった。夫によると「妻は、寝ているときはいつも大きないびきと、時々無呼吸があるので、慌てて起こしている」と言う。

問題93
手術後2日。Aさんはバイタルサインも安定しているため、離床の準備を始めることになった。初回離床時に最も注意すべき訴えはどれか。

第114回国家試験 午前48

セルフヘルプグループについて正しいのはどれか。

第112回国家試験 午後79

血液透析について正しいのはどれか。

第109回国家試験 午後33

成人の急性腎盂腎炎(acute pyelonephritis)で正しいのはどれか。

第102回国家試験 午前95

次の文を読み〔午前問題94〕、〔午前問題95〕、〔午前問題96〕の問いに答えよ。

Aさん(40歳、男性)。入院時体重65kg。既往歴に特記すべきことはなく、全身状態は良好である。胃癌のため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は450mLで輸血はされなかった。術後1日、体温37.5℃、呼吸数24/分、脈拍120/分、血圧162/90mmHg。Hb14.8g/dL。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%(酸素吸入3L/分)。尿量50mL/時。創部のドレーンからは少量の淡血性排液がある。硬膜外持続鎮痛法が行われているが、創痛が強いため呼吸が浅く、離床はできていない。

〔午前問題95〕
術後1週から食事が開始されたが、毎食後に下腹部痛を伴う下痢があり、Aさんは「食事をするのが怖い」と訴えた。看護師が確認する必要があるのはどれか。

第111回国家試験 午前44

Aさん(60歳、男性)は大動脈弁置換術を受け、ワルファリンの内服を開始することになった。
Aさんが摂取を避けるべき食品はどれか。

第108回国家試験 午後95

次の文を読み94、95、96の問いに答えよ。

Aさん(58歳、男性、会社員)は、妻(55歳)と2人暮らし。5年前から高血圧症、脂質異常症を指摘され、降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し、救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果、右中大脳動脈領域に脳梗塞の所見が認められた。入院時は、グラスゴー・コーマ・スケールE3V4M5、体温36.8℃、呼吸数16/分、脈拍66/分(不整)、血圧160/85mmHg、HbA1c 5.8%、心電図では、RR間隔は不定で心拍数100/分であった。入院後、血栓溶解療法を受け、2日後からリハビリテーションが開始された。1週後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。

第 95 問
入院から3週が経過し、リハビリテーションによって日常生活動作ADLは改善しているが、夜間は眠れず、食欲も低下している。Aさんは「なかなか良くならない。何もできなくなってしまった」と話している。
現在のAさんへの声かけで、最も適切なのはどれか。

第104回国家試験 午前96

次の文を読み〔午前問題94〕、〔午前問題95〕、〔午前問題96〕の問いに答えよ。

Aさん(52歳、男性)は、5年前に健康診断で高血圧を指摘されていたが、そのままにしていた。5年ぶりに健康診断を受けたところ尿蛋白+で、内科を受診し腎機能障害を指摘された。Aさんは、身長160cm、体重56kgであり、体温36.1℃、呼吸数18/分、脈拍64/分、整で、血圧166/96mmHgであった。血液検査データは、Hb9.3g/dL、アルブミン3.6g/dL、クレアチニン2.3mg/dL、HbA1c5.6%、K3.9mEq/L、推算糸球体濾過量(eGFR)25mL/分/1.73㎡であり、特に自覚症状はなく、浮腫はみられない。

〔午前問題96〕
現時点でAさんに起こる危険性が高いのはどれか。

第103回国家試験 午前94

次の文を読み〔午前問題94〕、〔午前問題95〕、〔午前問題96〕の問いに答えよ。

Aさん(56歳、女性、主婦)は、胆石症と診断され、腹腔鏡下胆嚢摘出術予定で入院した。Aさんは身長152cm、体重70kgである。Aさんは、数年前に脂質異常症を指摘されたが、治療は受けていない。Aさんにその他の特記すべき既往歴はない。

〔午前問題94〕
看護師が手術オリエンテーションを行い、術後の入院期間は5日程度であると説明した。これに対してAさんは「1年前に妹が同じ手術を受けたが、食事はしばらく食べられず3週間以上管が抜けなかった。自分にも妹と同じ合併症が起こるかもしれない」と心配そうに話した。Aさんが心配している、妹に起こった合併症はどれか。

第104回国家試験 午前87

心電図を示す。所見として正しいのはどれか。2つ選べ。

第114回国家試験 午前39

左肘を固定するために三角巾を置く位置を図に示す。
適切なのはどれか。

第110回国家試験 午前57

更年期女性のホルモン補充療法によってリスクが低くなるのはどれか。

第108回国家試験 午前93

(次の文を読み91、92、93の問いに答えよ。)

Aさん(20歳、男性、大学生)は、炎天下で長時間サッカーをしていたところ転倒し、左膝と左側腹部を強打した。「左膝がカクッと折れて力が入らない。左腹部が痛い」ことを主訴に救急外来を受診した。
受診時のバイタルサインは、体温37.0℃、呼吸数14/分、脈拍98/分、血圧102/58mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度SpO298%。血液検査の結果、赤血球550万/μL、Hb 16.0g/dL、Ht 55%、白血球8,900/μL、CRP 0.3mg/dLであった。尿検査は尿潜血(ー)、尿比重1.025、濃縮尿であった。胸部・腹部・下肢のエックス線写真に異常なし。胸腹部CTでは脾臓損傷を否定できなかった。このため、左半月板損傷と外傷性脾臓損傷を疑い入院となった。

(第 93 問)
医師による診察の結果、退院は中止になり、入院後5日に膝関節鏡を用いた手術を受けた。手術後1週の診察で退院が決まり、医師から「取り外し可能なギプスを装着し、次の受診まで松葉杖を使い左足には負荷をかけないで生活をしてください」と説明された。
看護師がAさんに行う退院指導で、正しいのはどれか。

第114回国家試験 午前99

Aさん(50歳、女性、会社員)は、職場で激しい頭痛を訴えて倒れ、意識を失って、救急搬送された。救命救急センター到着時のバイタルサインは、体温36.7℃で、呼吸数20/分、脈拍88/分、血圧168/88mmHg、経皮的動血酸素和度(SpO2)98%(room air)であった。閉眼していたので、大声で話しかけると開眼したが、すぐに閉眼して眠り込んでしまう。

Aさんの回復は順調で、後遺症なく退院した。退院1か月後の外来で、Aさんに生活状況を聞くと、会話に対する反応は鈍く「この間、尿を漏らしてしまいました」と話した。家族は「最近物忘れが激しく、歩くのも遅くなりました」と話した。看護師がAさんに書類を渡すと、スムーズに受け取り、きれいな文字で名前を書いた。家族は「入院前と変わらない字で書けています」と言った。

第101回国家試験 午前105

次の文を読み〔午前問題103〕、〔午前問題104〕、〔午前問題105〕の問いに答えよ。

Aさん(56歳、男性)は、若いころテニスの選手で、現在も趣味でテニスを続けている。膀胱癌と診断され、膀胱全摘除術・回腸導管造設術の手術目的で入院した。Aさんは「外来で病名を聞いたときは動揺しましたが、家族と話し合い、今は心の準備ができています」と看護師に話した。

〔午前問題105〕
看護師は、Aさんから「退院後はどのように生活が変わりますか」と質問された。看護師の説明で適切なのはどれか。

第106回国家試験 午後115

次の文を読み〔問題115〕、〔問題116〕の問いに答えよ。

Aさん(23歳、男性)は、マラソンの途中で嘔吐し、意識混濁状態となり救急車で搬送された。来院時、体温39.5℃で、熱中症と診断された。気管挿管と人工呼吸器管理が実施された。膀胱留置カテーテルを挿入後に輸液療法を開始して、ICUに入室した。表面冷却と血管内冷却によって体温は37℃台に下降した。既往歴:特記すべきことはない。身体所見:ICU入室時、ジャパン・コーマ・スケールⅡ-20。体温37.8℃、呼吸数28/分、脈拍110/分、血圧94/74 mmHg。暗赤色尿を1時間で20 mL認めた。検査所見:Hb16.8g/dL、Ht48.6%、Na130mEq/L、K6.5mEq/L、Cl100mEq/L、クレアチンキナーゼ48,000IU/L、尿素窒素60 mg/dL、クレアチニン2.4 mg/dL、AST70IU/L、ALT88IU/L。尿一般検査でミオグロビン陽性。胸部エックス線写真および頭部CTで異常所見なし。心電図でSTの変化はなく、洞性頻脈を認めた。

〔問題115〕
このときのAさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。2つ選べ。

第114回国家試験 午前100

次の文を読み 100~102の問いに答えよ。
Aさん(87歳、女性)は1人で暮らしている。難聴のため補聴器を使用している。
自宅で転倒して痛みで起き上がれなくなり、救急搬送され入院した。搬送先の病院で大腿骨頸部骨折と診断され、全身麻酔下で人工骨頭置換術を受けた。術後は前腕部に点滴静脈内注射と右大腿の創部に吸引式ドレーンが一本挿入されている。
手術直後の検査所見:赤血球410万/μL、白血球7800/μL、Hb 12.0g/dL、総蛋白6.5g/dL、アルブミン4.0g/dL、尿素20mg/dL、Na145 mEq/L、K3.8 mEq/L。
術後のドレーン出血量は少量である。創部痛に対して非ステロイド性抗炎症薬と内服が処方され、手術当日の21時に坐薬を使用した。

術後1日。朝6時のAさんのバイタルサインは、体温36.5°C、呼吸数18/分、脈拍 64/分、血圧 120/82mmHg、経皮的動脈血酸飽和度(Sp02/97% (room air))であった。膀胱留置カテーテルが挿入されていて夜間の尿の流出は良好であった。
腸蠕動音が確認できたため朝食が開始された。食事時にAさんが顔をしかめていたため、夜勤の看護師が鎮痛薬の内服を勧めたがAさんは「痛みはそれほど強くない」と言った。朝食後に点滴静脈内注射と吸引式ドレーンが抜去された。
午前9時の看護師の観察項目で優先度が高いのはどれか。

第106回国家試験 午前85

Aさん(48歳、男性)は、右眼の視野に見えにくい部位があることに気付き眼科を受診した。暗い部屋で見えにくいことはない。頭痛や悪心はない。Aさんの疾患を診断するのに必要な検査はどれか。2つ選べ。

第114回国家試験 午後99

次の文を読み 97~99 の問いに答えよ。

Aさん(57歳、男性)は、芳香族アミンを扱う化学工場に39年勤務している。
現病歴:ここ数か月で次第に尿の色が濃くなった。 いきまないと排尿できなくなり、泌尿器科を受診し、採血および尿検査を受けた。
既往歴 :特記すべき点なし。
生活歴 :喫煙40本/日を36年間、焼酎120mLの飲酒をほぼ毎日、20年間続けている。
身体所見:顔面、四肢に浮腫なし、黒色便なし、血便なし。
検査所見:赤血球308万/μL、Hb9.9g/dL、血清アルブミン4.2g/dL、血清総ビリ
ルビン0.2mg/dL、血糖102mg/dL、ヘモグロビンAlc〈HbA1c〉5.4%。

Aさんは術後から、これまでにはなかった勃起障害が出現した。Aさんのテストステロン値は13.5pg/mL(50歳代の基準値:4.6~19.6pg/mL)であった。
Aさんの勃起不全の原因で考えられるのはどれか。