次の文を読み〔午後問題97〕、〔午後問題98〕、〔午後問題99〕の問いに答えよ。
36歳の男性。妻と2歳の娘との3人暮らし。急性
骨髄性
白血病の診断で、
中心静脈カテーテルが挿入され、
寛解導入療法が開始された。妻は入院時に「娘が自分のそばを離れたがらず、夫の付き添いができない」と話した。
〔午後問題98〕
3歳年上の兄と
ヒト白血球抗原〈
HLA〉が適合したため、血縁者間
骨髄移植が検討された。
ドナーとなる兄への説明で適切なのはどれか。
1→免疫抑制剤の服用が必要なのは、移植を受けたレシピエント側である。
2→
ヒト白血球抗原が適合した
ドナーの
骨髄液の採取は、手術室で清潔操作の元、全身麻酔下にて行われる。
3→採取部位は圧迫固定のみで十分であり、ドレナージの必要はない。
4→
ドナーの入院日数は3〜4日ほどが目安である。生着するには早くても10〜20日はかかるので、
ドナーの方が先に退院することとなる。