28歳の初産婦。妊娠39週0日、午後8時15分に正常
分娩した。
分娩所要時間は12時間15分であった。
産褥1日における母親役割の獲得への援助で適切なのはどれか。2つ選べ。
1→
産褥1日目は、母親のニーズを満たすことが大切であるとされている。
これは、ルービンの提唱する母親として適応していく3段階(受容期・保持期・解放期)のうち、受容期は出産後24〜48時間を指し、この時期の褥婦の関心は自分自身や
基本的欲求に向けられているためである。
2→母親として適応するにはルービンの3段階の適応過程にもあるように、時間をかけて徐々に段階を踏んでいくものである。充分に
休息をすることで
基本的欲求を満たしてから
分娩を振り返ることで、子供にも関心が向けられるようになる。
3→
産褥1日目は、母親のニーズを満たすことが大切であるとされている。児の沐浴について指導するのはまだ早い。
4→
産褥1日目は、母親のニーズを満たすことが大切であるとされている。母乳不足の見分け方について説明するのはまだ早い。
5→
産褥1日目は、母親のニーズを満たすことが大切であるとされている。育児分担について夫と話し合うことを促すタイミングではない。