次の文を読み〔午前問題100〕、〔午前問題101〕、〔午前問題102〕の問いに答えよ。
60歳の男性。会社役員。10年前に
C型肝炎と診断され通院治療を続けている。1か月前の定期受診で
肝細胞癌を指摘され、
TAE〈
肝動脈塞栓療法〉を受けることとなった。
〔午前問題100〕
TAEの説明で適切なのはどれか。2つ選べ。
1→
TAEは鼠径
動脈に穿刺をし、穿刺部からカテーテルを挿入する術式である。
2→
動脈への穿刺を行うため、最低でも6時間は
圧迫止血と床上安静を保持する必要がある。
3→治療終了後すぐに飲水が可能になり、夕食から食事の摂取が可能になる。
4→
TAEの副作用として、発熱や腹痛、吐気、嘔吐、食欲不振などが発症するリスクがある。
5→
エタノールの注入は癌細胞を死滅させるために行う。
TAEでは
エタノールは使用しない。