63歳の女性。末期の
悪性腫瘍で在宅療養となった。公的保険で受けられるサービスで正しいのはどれか。
1→
訪問看護は「
介護保険法」「
健康保険法」「後期高齢者医療確保法」によって規定されている。
末期癌での
訪問看護の利用は
医療保険の対象となる。
2→
医療保険における
訪問看護の回数は原則3回とされているが、末期の
悪性腫瘍など「厚生労働大臣が定める疾病等」の場合は、回数制限なく利用することが可能である。
3→
医療保険における
訪問看護は1日1回と規定されているが、末期の
悪性腫瘍の場合は一日に複数回の
訪問看護を受けることも可能である。
4→
医療保険が適応となるのは
訪問看護であるが、設問では63歳女性となっているため、介護保険では
第2号被保険者に認定される。
また、末期の癌患者であることから
介護保険法で定める
特定疾病に該当し、介護保険のサービスを受けることが可能である。