1→早発型では、生後24時間以内に発症することがある。
2→新生児は、出生直後の
ビタミンKの貯蔵が少なく、母乳に含まれる
ビタミンKも少ないことから、
ビタミンK欠乏による
出血傾向が出現するリスクがある。新生児
ビタミンK欠乏性出血症は、消化管出血や頭蓋内出血がみられる疾患であり、症状や予防法についておさえておこう。
3→予防のために、
ビタミンKを内服する。内服時期は、生後早期(授乳確立後)、
分娩施設退院時、1か月健診時の3回である。
4→早期にあらわれる所見として、
吐血や
下血などがある。