1→
HIV感染症であっても本人の同意を得ることなく家族へ先に病名を告知するのは適切ではない。
2→
HIV感染症は、国内では同性間の性的接触による感染が最も多く、特に男性間の感染が大部分を占めている。
3→
HIVは出産時に産道感染や母乳感染を起こすリスクがあるが、妊娠期からの抗レトロウィルス薬の投与や、選択的
帝王切開、生後のAZTシロップ投与などにより、
母子感染リスクを下げることが可能である。
4→性行為の際にコンドームを使用することで感染を防ぐことが可能であり、
HIV予防における最も重要な予防手段である。
5→
HIVに感染しているだけでは
AIDSとは診断できない。
HIVの感染があり、更に
エイズ指標疾患を発症した場合には、
AIDSと診断される。
エイズ指標疾患には、
真菌症や原虫感染症、ウィルス感染症などがある。