1→食事開始時はお茶などの水分を摂取することで、唾液の分泌が促され、
嚥下しやすい状態になるため水分を控える必要はない。また、水分を摂取する際は
誤嚥しやすいので、必ず介助する。
2→
仰臥位のまま食事をすることで
誤嚥を起こしやすくなるため、食事の際は可能な限り座位に近づけるようにしてベッドを起こし、食事介助を実施する。
3→食事内容が見えるように食器を配置し、患者の意向を確認しながら食事の介助を行うことで、食欲の向上を促す。
4→下顎を挙上すると、気管が広がり食べ物が流れ込みやすくなる。
誤嚥の危険性が増すため、食事介助の際はスプーンを平行に舌の中央辺りまで入れてから抜き、下顎は少し下がる位の姿勢になるよう保つ。