Aさん(80歳、女性)は、
肺炎で
入院して持続点滴中である。消灯時、訪室すると「体がだるくて眠れない」と訴えている。Aさんへの入眠に向けた援助で最も適切なのはどれか。
1→テレビなどの光は、脳を刺激し不自然な覚醒を助長させる。寝付きが悪くなったり夜間起きる原因にもなる。入眠に向けた援助を問われているので、この対応は不適切である。
2→就寝前の足浴はリラクゼーションや疲労回復効果だけではなく、睡眠を促進させる効果があるため入眠前の援助として適切である。
3→患者の訴えを無視することになる。「体がだるくて眠れない」という記載があるので、この場合は選択肢2などの看護援助を考えることが適切である。
4→患者の訴えに対して対応せず、安易に
睡眠薬を検討するというのは、副作用から転倒などの危険があるため、適切ではない。「体がだるくて眠れない」という記載があるので、この場合は選択肢2などの看護援助を優先して考えるべきである。