1→
歯肉出血がある場合は、出血部からの感染リスクが高まるので、
口腔ケアはむしろ必要となる。含嗽(うがい)などで歯肉へ刺激を与えないよう工夫しながら
口腔ケアを実施することが大事である。
2→含嗽ができない原因によって、
口腔ケアを考えスポンジブラシや吸引器などを用いて
口腔ケアを行い、
感染予防や唾液の分泌を促進する。
3→経口摂取ができない患者では唾液分泌減少による口腔内浄化作用の低下により、口腔内が不潔になりやすい。経口摂取の有無に関係なく実施することが大事である。
4→
義歯は
細菌増殖の温床となるため、ケア時は
義歯を取り外してから行う。
義歯は専用の洗浄剤で洗浄することが好ましい。