レイノー現象(Raynaud)のある患者への指導で正しいのはどれか。
1→
レイノー現象は、寒冷刺激や精神的緊張が要因であり、口腔とは関係がないため適切ではない。
シェーグレン症候群の患者では、口が乾燥する症状があるため、含嗽をするように指導する。
2→
レイノー現象は紫外線が要因ではないため、適切ではない。
全身性エリテマトーデスの患者は紫外線によって症状が悪化するため、日傘などで日光を遮断するよう指導する。
3→
レイノー現象は、寒冷刺激や精神的緊張によって、四肢末梢部の小
動脈が発作的に収縮して血流が悪化することで起こる四肢皮膚の色調変化のことをいう。寒冷刺激を避けるために、洗顔に温水を使用するのは正しい。
4→筋力を維持することで、寒冷刺激や精神的緊張を軽減できるわけではないため、適切ではない。
関節の変形がある
関節リウマチの患者は、
等尺性運動などによる筋力トレーニングにより、さらなる変形を予防することができる。